ザ・ハングマン 燃える事件簿 第4話「辱められたキャンパス」

1980年12月5日放送。松竹芸能、テレビ朝日
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聖文大学教授の夏木(織本順吉)は教え子の川原ゆみ(三浦リカ)から強姦罪で訴えられる。夏木は、誘ったのは彼女の方で合意の上だったとして冤罪を主張するが、マスコミから一方的に叩かれ、大学の理事会では辞職を迫られる。
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ゴッド(山村聰)の指令で真相究明に乗り出したハングマン(林隆三、黒沢年男、植木等、あべ静江、加瀬慎一、ディオン・ラム)。ブラック(林隆三)は、ゆみの弁護士の鶴田(戸浦六宏)が夏木の同僚教授の二階堂(田口計)と密会している現場を目撃。二階堂は夏木と次期学部長の椅子を巡ってライバル関係にあった。
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更に交通事故の後遺症を患っているゆみの母親が二階堂の世話で入院し手術を受けることがわかる。強姦事件は夏木を陥れるために仕組まれた罠だったのだ。
ちなみにこのロケ地は杉並区の浴風会。以前書いたように田宮版「白い巨塔」の浪速大学病院や「不良少女とよばれて」の相模愛育女子学園でもお馴染みです。http://garakutakan.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
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だが口封じのために夏木とゆみは心中に見せかけられて殺されてしまう。
ハングマンは、更に裏があると見て真相を探る。その結果、鶴田と二階堂、理事の海野(高桐真)が入試問題を漏えいしている事実を夏木に知られていたことが判明。
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ハングマンは問題用紙をすり替えて鶴田たちの仲間割れを誘い、その様子をテレビで中継して悪事を天下に晒した。

1980年代に計7作放送された人気テレビシリーズの第1作。「殺しなき現代版の『必殺』」と言うコンセプトで制作され、毎回様々な方法で悪党たちを自白に追い込んで社会的制裁を加えるのが見所でした。
その第4話「辱められたキャンパス」は、学内の陰謀に巻き込まれた大学教授が美人局で強姦の冤罪を着せられるお話。おそらく現実に起きた春木教授事件がヒントになっていると思われます。教授の名前が春木→夏木なのも明らかにもじり。
ちなみに春木事件がモデルのドラマには月曜ワイド劇場「ザ・スキャンダル 女子大生と老教授 謎の4日間」(1983年3月21日放送、テレビ朝日)もあります。その際に教授役を演じたのは三国連太郎さん、そして女子大生役は故意か偶然か、今回と同じ三浦リカさんでした。今回のリカさんは胸元までしか映りませんでしたが、「ザ・スキャンダル」では豊満な胸を露わにしています。

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「スクールウォーズ」決勝戦の実話とドラマ

「スクールウォーズ」のモデル、伏見工業高校が大阪工大付属高校に勝って初優勝(1981年)した時の実際の映像を、ドラマの同一場面と比較してみました。試合経過は同じです。

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ドラマのアバンタイトルでは実際の映像をそのまま使っています。

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伏見工業高の山口良治監督。

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大阪工大高の荒川博司監督。笑っちゃうぐらいそっくりですね。

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「1時間、思いっ切りラグビーを楽しんで来い」

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前半、伏見工が細田(ドラマでは赤津)のペナルティゴールで先制。

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山口監督の隣に座っているのはたぶんコーチのスティーブ・ジョンソンでしょう。ドラマではマーク・ジョンソンでした。

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後半、同点に追いついた大工大高。

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ロスタイムにスクラム戦で激突。

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伏見工が栗林(ドラマでは栗原)のトライで決勝点!

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優勝の瞬間。

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「勝ったぞ~」

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「スクールウォーズ」第1話と25話の同一シーン

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「スクールウォーズ」第1話は花園決勝戦前から始まり、滝沢賢治(山下真司)の回想で物語が展開して再び25話で同じシーンに戻って来ます。
しかし比較して見ると、俳優が替わっていたり、ビミョーに違っていたりします。

(左が第1話。右が第25話)
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第1話の山城校長(下川辰平)はコートを腕に持っていましたが、25話では着たまま。

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マーク・ジョンソンは俳優が替わっています

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節子(岡田奈々)は髪型が違います。

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ゆかりも別の子役。本来は成長に合わせて子役をリレーする予定だったようですが、間下このみ(右)の人気が高かったので結局最後までそのまま行っちゃったんでしょうね。

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ちなみに、よく見るとロケ地も違っています。

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滝沢賢治も髪型がちょっと違いますね。

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平山誠(四方堂亘)はジャージのボタンを留め袖を下ろしています。

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栗原昭は俳優が違います。

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内田治男も別人ですね。

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大嶋信男は本編に登場しなかったので25話では代わりに清川が映っています。

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「スクールウォーズ」はホントに「泣き虫先生の"7年"戦争」か?

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今更言うまでもない有名な話ですが、大映ドラマ「スクールウォーズ」は伏見工高ラグビー部の実話に基づいています。「スクールウォーズ」の前に放送された「不良少女とよばれて」も実話ドラマと称していましたが、実際はモデルになった本人が仰天するほど大映テイストで塗り固められたフィクションでした。
その点、「スクールウォーズ」はスポーツの実話だけあって、さすがに滅茶苦茶な改変はできなかったのでしょう。
ドラマと実話の道のりを年表化して比較してみます。

川浜高校の軌跡(ドラマ)伏見工高の軌跡(実話)
年度主な出来事年度主な出来事
1年目
1-6話
滝沢賢治が川浜高校に赴任。1年目
1974年度
山口良治が伏見工高に赴任。
2年目
7-14話
滝沢賢治がラグビー部監督に就任。
「川浜一のワル」大木とイソップが入学。
全国大会神奈川県予選一回戦で相模一高に109対0で完敗。
イソップ死去。
練習試合で相模一高に勝利(1年目の奇跡)。
2年目
1975年度
山口良治がラグビー部監督に就任。
春の京都府大会で花園高校に112対0で完敗。
全国大会京都府予選決勝で花園高校に敗退。
3年目
1976年度
「京都一のワル」山本清吾が入学。
春の京都府大会決勝で花園高校に勝利。

全国大会京都府予選準決勝で同志社高校に敗退。
4年目
1977年度
「フーロー」入学。
「フーロー」死去。

全国大会京都府予選決勝で花園高校に敗退。
3年目
15-19話
平山誠らが入学。
全国大会神奈川県予選決勝で相模一高に敗退。
マネージャー山崎加代が死去。
5年目
1978年度
平尾誠二らが入学。
全国大会京都府予選決勝で花園高校に敗退。

4年目
20-21話
全国大会神奈川県予選決勝で相模一高を下し、花園に初出場。
全国大会3回戦で城南工大高に敗退。
6年目
1979年度
全国大会京都府予選決勝で花園高校を下し、花園に初出場。
全国大会3回戦で國學院久我山高校に敗退。
5年目
22-26話
国体決勝で城南工大高に引き分け。
「新楽」のマスターが死去。
全国大会神奈川県予選決勝で相模一高を下し、花園に2年連続出場。
花園で城南工大高を下し、全国優勝。
7年目
1980年度
国体決勝で大阪工大高に引き分け。

全国大会京都府予選決勝で花園高校を下し、花園に2年連続出場。
花園で大阪工大高を下し、全国優勝。

見ての通り、女子マネージャーやラーメン屋のマスターが死んだ話などはドラマの作り事ですが、それ以外のラグビー部の歴史は殆ど実話と同一です。相模一高のモデル花園高校に112対0で惨敗したことや、イソップのモデル「フーロー」が亡くなったことも実話を反映しています。
ただ違うのは、花園優勝までに要した年数。
実話の伏見工高は花園優勝まで7年かかっています。ドラマのタイトルに「泣き虫先生の7年戦争」とあるのは実話の「7年」に基づいていたわけです。ところがドラマでは5年で優勝を果たしています。
表でわかるように、原因は実話の2年目から4年目までの3年間が、ドラマでは全て2年目の1年間の出来事になっているせいです。なので2年分が浮いてしまい、「7年戦争」だったはずが5年になっちゃったのですね。
つまり「大木、イソップ入学」、「109対0」、「イソップの死」、そして相模一高に初めて勝った「1年目の奇跡」の試合…。ドラマではこれらが全て同じ年度の出来事になっています。従って「1年目の奇跡」は、「109対0」からの1年後ではありません。第一、 1年後なら部員たちが代替りしているはずなのに、全員の学年が変っていないのも変です。
一方、実話では伏見工が花園高校に「112対0」で惨敗したのは1975年度春の京都府大会。勝利したのが76年度春の京都府大会。ちゃんと1年後なのです。
では何故実話通りに描かずに、7年を5年に短縮し、3年間にまたがっていた出来事を1年間分にまとめてしまったのか。
推測ですが、まず第一に、全26話で7年分を描こうとしたら時間が足りません。登場人物(ラグビー部員)の入れ替わりも激しくなるので物語をじっくり描くことは不可能でしょう。
そして第二の理由はおそらく「1年目の奇跡」を「イソップの死」と絡めて劇的に描きたかったからでしょう。
だって実話通りだと、「1年目の奇跡」は3年目で「フーローの死」は4年目の出来事。つまり前の年の出来事だから全く関係がありません。しかも「フーロー」が亡くなった後でまた花園高校に負けているわけですから、劇的な要素が薄いです。
そこでドラマでは「イソップの死」の直後に「1年目の奇跡」があったことにして、「物語前半のクライマックス」を設定したわけですね。ただ、その反動で年数に辻褄が合わなくなってしまったわけです。

辻褄が合わないと言えば、生徒役たちの学年。
1年目に森田光男(宮田恭男)と山崎加代(岩崎良美)は2年生、森田の恋人富田圭子(伊藤かずえ)は1学年上の3年生でした。ところが森田は試験に落第して2年生をもう1回やるハメになってしまったので、加代とは1学年、圭子とは2学年の差が開いたはずです。なのに、加代と森田は相変わらず同学年のままだし、圭子も森田が卒業するまで港南女学院の制服を着ています。 つまり、いつの間にか加代も留年、圭子に至っては2年も留年したことになるわけです。
まあ加代の場合、家庭の事情などいろいろあって卒業が遅れたのだろう…と想像で補えなくもありませんが、圭子の場合は何なんでしょう?この人も大阪に転校してまた戻ってきたりゴタゴタしていたので出席日数が足りなかったのかもしれませんが、それにしても「2年留年」は長過ぎですね^^;


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「男たちの旅路」のロケ地@布田駅前

「男たちの旅路」http://tvmovie.web.fc2.com/tabiji.html
のロケ地ネタをもうひとつ。
やはり第2部の第1話で、終盤に杉本陽平(水谷豊)と鮫島壮十郎(柴俊夫)が犯人を張り込み、追跡するシーンを撮影したのは京王線の布田駅前でした。

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「男たちの旅路」第2部第1話より、1977年当時の布田駅。

ここは個人的にも思い出のある場所で、学生時代は調布に住んでいたので布田駅もしょっちゅう利用していました。 私がいたのはドラマの10年後でしたが、駅舎はドラマ当時のままだったしも周囲の風景もそれほど変わっていませんでしたね。
布田駅はその後改築されましたが、つい数年前まではまだ少し面影が残っていました。
ところが!
先日現在の布田駅をストリートビューを見たら、なんとホームも踏切も線路もない!?
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ここにホームと線路があったはずですが…。

実は2012年に地下化され、ホームも線路もすべて地面の下に潜っちゃったんですね。全然知りませんでした…。

と言うわけで、改めて駅周辺の様子を「男たちの旅路」の映像と比較してみます。
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「男たちの旅路」より。駅前を見張る陽平と壮十郎

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2009年のストリートビュー画像より。ドラマに映っていた建物が当時のままありました。

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2014年。現在はありません。

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「男たちの旅路」より。犯人を追いかける陽平たち。

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2009年には踏切と「一富士」のお店が残っていましたが…。

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2014年。これも現在はありません。

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「男たちの旅路」より。線路沿いの路を走る陽平と吉岡(鶴田浩二)。

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2009年には勿論まだ線路がありました。

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2014年。線路がない…。

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