江戸川乱歩の美女シリーズ

1977年の「土曜ワイド劇場」放送開始当初から、1985年に主演天知茂が急死するまで全25作品が制作されたテレビ朝日の「江戸川乱歩の美女シリーズ」。ご存知、名探偵明智小五郎が活躍するアクロバティックな探偵ドラマです。
シリーズの大半は、妖しい魅力をたたえた美女(たいていは実は犯人)の事件に巻き込まれ、眉間に皺を寄せた天知茂が扮するニヒルな名探偵明智小五郎が調査に出動。そして明智と美女は恋に陥りますが、やがて明智は犯人の仕掛けた恐るべき大事故に遭遇し、行方不明に。しかし最後には見事生還し、完璧な変装を解いて謎解き・・・というのが毎度のお決まりのパターン。
どう考えたってあり得ねーという絵空事のドラマですが、その大時代がかったウソっぽさが逆に受けて人気シリーズになりました。今ではいろいろ放送規制がやかましくて、こういうエログロ物は作れないのでしょうね。鏑木創作曲のノリの良い軽快なテーマ曲も忘れ難いです。
bijo1306.jpg
探偵の中の名探偵・明智小五郎(天知茂)

bijo1015.jpg
助手の文代(五十嵐めぐみ)と小林少年(柏原貴)

bijo05_namikoshi01.jpg
大ボケをかます浪越警部(荒井注)も名レギュラー。

bijo1201.jpg
美女は明智探偵に惚れる。

bijo0212.jpg
お色気シーンは見逃せません(笑)

biho2424.jpg
明智先生ピーンチ!!

bijo1707.jpg
変装を解く明智先生。

bijo0209.jpg
最後は美女との哀しい別れ。

全作品リスト
1.江戸川乱歩「吸血鬼」より 氷柱の美女
2.江戸川乱歩「魔術師」より 浴室の美女
3.江戸川乱歩「悪魔の紋章」より 死刑台の美女
4.江戸川乱歩「緑衣の鬼」より 白い人魚の美女
5.江戸川乱歩「暗黒星」より 黒水仙の美女
6.江戸川乱歩の黄金仮面 妖精の美女
7.江戸川乱歩「白髪鬼」より 宝石の美女
8.江戸川乱歩「黒蜥蜴」より 悪魔のような美女
9.赤いさそりの美女 江戸川乱歩の「妖虫」
10.大時計の美女 江戸川乱歩の幽霊塔
11.江戸川乱歩の黄金仮面Ⅱ 桜の国の美女
12.エマニエルの美女 江戸川乱歩の「化人幻戯」
13.魅せられた美女 江戸川乱歩の「十字路」
14.五重の塔の美女 江戸川乱歩の「幽鬼の塔」
15.鏡地獄の美女 江戸川乱歩の「影男」
16.白い乳房の美女 江戸川乱歩の「地獄の道化師」
17.天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」
18.化粧台の美女 江戸川乱歩の「蜘蛛男」
19.湖底の美女 江戸川乱歩の「湖畔亭事件」
20.天使と悪魔の美女 江戸川乱歩の「白昼夢」
21.白い素肌の美女 江戸川乱歩の「盲獣」
22.禁断の実の美女 江戸川乱歩の「人間椅子」
23.炎の中の美女 江戸川乱歩の「三角館の恐怖」
24.妖しい傷あとの美女 江戸川乱歩の「陰獣」
25.黒真珠の美女 江戸川乱歩の「心理試験」


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連タグ: 天知茂 江戸川乱歩
スポンサーサイト

プロ野球カード・山本浩二

o0225030012884238431.jpg
久し振りにプロ野球カードを取り上げます。広島カープの山本浩二選手(1969-86広島)。1976年オールスター戦での1コマです。モミアゲに時代を感じますね。
ちなみに19番の後姿は南海ホークスの野村克也兼任監督。のそっとした背中の雰囲気が今と変わりません。
南海のグリーンのユニホームも懐かしいですが、広島のユニホームも当時はアンダーシャツ、ソックス、胸のロゴが黒でした。確か全て赤で統一されたのは、78年頃からではなかったでしょうか?
さて山本浩二と言えば、言うまでもなく「ミスター赤ヘル」。私個人は王選手のファンでしたが、ただ王さんは当時既に円熟期を迎えたベテランの選手。なので、リアルタイムで全盛期を見た大選手というと、山本浩二でした。私は最初巨人ファン、次に近鉄ファンに転向したので、コージはいつも憎たらしい敵だったのですが、鍛え抜かれた鋼のような肉体から鋭いライナーでホームランを量産する、男っぽい、カッコイイ選手だったと思います。それだけに近年、老いて見る影もなくぶよぶよに太ってしまったコージを見るたびに哀しい気分にさせられるのですが。。。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連タグ:

小説吉田学校(映画版)


戸川猪佐武の政治小説『小説吉田学校』を映画化したのがこの作品。1983年4月に公開されました。
私はそれ以前から原作の愛読者だったのですが、まさかこんなものが映画になるとは夢にも思いませんでした。と言うのも、当時、田中角栄や中曽根康弘、宮澤喜一など、この作品の登場する政治家たちの多くはまだ現役で活躍中。つまり限りなく「現代」に近い政治史を扱っているわけで、あたかも自民党のプロパガンダ映画みたいなものです。
特に、吉田茂に連なる所謂「保守本流」の政治家たちは、演ずるのが竹脇無我の佐藤栄作、西郷輝彦の田中角栄・・・って、ちょっと美化し過ぎ。一方、反吉田派は梅宮辰夫の河野一郎と若山富三郎の三木武吉じゃ、まるで東映ヤクザ映画です(笑)他にも小池朝雄の浅沼稲次郎や小沢栄太郎の松野鶴平、藤岡琢也の廣川弘禅など、芸達者な俳優たちがいかにも胡散臭い政治家像を演じてを見せてくれています。
ちなみにラストシーンは、ただ1人長生きをした森繁久彌の吉田茂が海に向かってたたずんでいる場面で終わります。この映画に出演していた芦田伸介、若山富三郎、高橋悦史、そして吉田の娘和子を演じた夏目雅子・・・今や皆世を去ってしまい、森繁だけが長命を保っている現実を重ね合わせると、何やら暗示的ではあります。

製作/フィルムリンク・インターナショナル
配給/東宝
公開日/1983年4月9日
監督/森谷司郎
出演/森繁久彌 若山富三郎 芦田伸介 竹脇無我 高橋悦史 西郷輝彦 池部良 夏目雅子ほか

公開当時のパンフレットです。




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連タグ:
カレンダー
09 | 2007/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
管理人のサイト
土曜日の美女たち
管理者用
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR