高校三年生

喜劇ほどではないが、大映は青春物もあまり得意ではなかったようだ。1962年のニューフェイスで青春スターとして売り出された倉石功によれば、 「青春物に重きを置いていなかった永田雅一社長の鶴の一声」で中止になってしまった映画もあると言う。 そのため折角釣り上げた大魚を逃してしまったこともある。 1963年にデビュー曲「高校三年生」を大ヒットさせた舟木一夫だ。 前の記事でも書いたように当時はヒット曲にあやかった歌謡映画が流行っていた。 既に大映も御三家の先輩・橋幸夫のヒット曲「潮来笠」などを立て続けに映画化していた。 「高校三年生」も大映で映画化されることになり、舟木の故郷一宮でロケして63年11月に公開された。 ただし主演は倉石功と姿美千子、高田美和の大映青春スターで舟木は助演である。 それでも舟木の人気で映画館に行列ができるほどヒットし、大映では舟木の2曲目「修学旅行」も映画化する予定だった。 ところが大映では社長の永田が全ての決定権を握っている上、肝心の永田は海外出張中だった。 そのため最終決定が遅れてモタモタしているうちに、しびれを切らした舟木の事務所が日活に話を持ち込んでしまう。 以降、舟木のヒット曲は日活で映画化されることになった。
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