NHK特集「日本の戦後」シリーズ

NHK特集(現・NHKスペシャル)枠で1977年から78年にかけて月1回ずつ全10回放送された歴史再現ドキュメント。終戦からサンフランシスコ講和会議までの出来事をドキュメンタリーとドラマ部分の合体で描いたものです。
ドラマ部分の出演者はそうそうたる顔ぶれ。

松村達雄(吉田茂)、佐分利信(東郷茂徳)、嵐寛寿郎(鈴木貫太郎)、高橋昌也(近衛文麿)、中村伸郎(木戸幸一他)、小沢栄太郎(東條英機他)、佐藤慶(田中隆吉)、久米明(池田勇人他)、観世栄夫(佐藤栄作)、伊藤雄之助(芦田均)、神田隆(西尾末廣)、千秋実(片山哲)、宮口精二(鈴木茂三郎)、他にも芦田伸介、平田昭彦、中条静夫、高橋幸治、加藤嘉、織本順吉、鈴木瑞穂、地井武男、竜崎勝、ナレーター江守徹など。

このうち松村達雄の吉田茂役だけが固定で、中村伸郎、小沢栄太郎などは回毎に複数の役を演じました。
池田勇人役を演じた久米明は、過去に映画「金環蝕」と「不毛地帯」で池田がモデルの政治家を演じたのですが、このドラマでは遂に池田本人を演じてしまいました。また、佐藤慶は後に大河ドラマ「山河燃ゆ」でも再び同じ田中隆吉役を演じています。

更に、驚くのはジョージ・ファーネスです。もともと彼は東京裁判で日本側弁護人を務めた、言わば彼自身が歴史上の人物だったのですが、その後もなぜかアメリカへ帰国せず日本に残って法律事務所を開く傍ら「地球防衛軍」などの映画に俳優として出演しました。
そのファーネスがこのドラマの中で、なんと東京裁判のウェッブ裁判長の役を演じているのです。かつて自らが弁護人として参加した現実の裁判のドラマ化に、逆の立場で出演するとは・・・いったい、どういう心境で演じていたのでしょうか。
ちなみにこの番組内容を収録したシナリオ風の本が出版されています(日本放送出版協会刊)。
 
同書より。ジョージ・ファーネス。松村達雄。
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