国盗り物語(その1)

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原作/司馬遼太郎
脚本/大野靖子
音楽/林光

1973年に放送されたNHK大河ドラマ。一介の油商人から身を起こして美濃一国を奪い取った一代の梟雄・斎藤道三(平幹二郎)と、道三から天下制覇の夢を受け継いだ2人の弟子、織田信長(高橋英樹)と明智光秀(近藤正臣)の姿を描いた壮大な戦国ドラマです。 主人公が3人、しかも後半だけで2人と言うのも異例ですが、信長に抵抗した紀州鉄砲隊の雑賀孫市(林隆三)や信長の命を狙う伊賀忍者の葛籠重蔵(露口茂)なども絡んだ群像劇になっており一粒で四度も五度も美味しい内容でした。出演者は39歳の平幹は別として、高橋英樹29歳、近藤正臣30歳、松坂慶子(濃姫役)21歳、火野正平(秀吉役)24歳、寺尾聰(家康役)26歳、江守徹(黒田官兵衛役)29歳など大半が20代で、後年の大物俳優たちの若き日の躍動感あふれる演技も見所の一つ。
しかし…現在は総集編しか残っていない!
まあそれすら残っていない他の初期大河に比べればましとは言え、総集編は所詮大まかな粗筋をまとめているに過ぎません。本来の面白さを10分の1も伝えていないのが残念ですが、愚痴ってもしょうがないので取り敢えず総集編の中から登場人物を挙げてみます。

まずは道三編。

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斎藤道三/平幹二郎
物語前半の主人公。妙覚寺の元・学僧。京一番の油屋・奈良屋(のち山崎屋)の入り婿となり得た巨万の富を足がかりに智謀の限りを尽くして美濃一国を奪い取る。

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お万阿/池内淳子
奈良屋の女主人。道三の京の妻。道三が美濃に行ってしまうので必ずしも毎回登場しなかったと思いますが一応前半のヒロイン。

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深芳野/三田佳子
土岐頼芸の側室。のちに道三の側室。道三の運命を変えるもう一人の前半ヒロイン。

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小見の方/山本陽子
明智一族の娘で幼い時から道三の元で養育され正室になる。
総集編ではあっと間に臨終シーンになってしまいますがw本編では当然ながらもっと出番は多いです。

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土岐頼芸/金田龍之介
美濃の守護・政頼の弟。道三の力で守護の座に就くが、やがて兄同様に追放される。
総集編には命からがら逃げ出した頼芸が小舟の上で愚痴をこぼすところまでしか収められていませんが、本編では実はその船の船頭が道三だった、と言うオチがありました。

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日運上人/鈴木瑞穂
美濃常在寺の住職。道三が学僧時代の学友。道三を兄・長井利隆に紹介し美濃仕官の橋渡しをする。

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長井利隆/安井昌二
土岐家の重臣。日運の兄。道三を頼芸に推挙する。

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土岐政頼/仲谷昇
頼芸の兄。美濃の守護。頼芸を守護に就けんとする道三により追放される。

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赤兵衛/山谷初男
妙覚寺の元・寺男で、道三に付き従って寺を飛び出して以来の家臣。
総集編ではカットされてますが、本編では道三の死後も生き延び京のお万阿に道三の最期を報告します。

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耳次/谷啓(左)
道三の間諜。
名前通り道三の耳となり目となって働きますが、総集編にはこのカットのみで台詞もありません。 こういう脇役の活躍が面白いのに…だから総集編だけではなかなか伝わらないんですよね。

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杉丸/永井秀和(右)
奈良屋の手代。お万阿を慕い晩年まで仕える。
でも総集編では耳次同様に台詞なしで映っているだけw

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明智光綱/御木本伸介
光秀の父。小見の方の兄。

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明智光安/久米明
光綱の弟。兄とともに道三の美濃覇業を助ける。

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猪子兵助/常田富士男(左)、堀田道空/松本克平(右)
道三の家臣。

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斎藤義龍/若林豪
道三と深芳野の子。実は土岐頼芸の子。

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長井道利/森幹太
義龍の家臣。義龍に出生の秘密を漏らす。

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小牧源太/小林昭二
道三を討った義龍の家臣。

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織田信秀/千秋実
尾張の戦国大名。道三の中年期以降のライバル。

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帰蝶(濃姫)/松坂慶子
道三と小見の方の娘。尾張の信長に嫁ぐ。

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明智光秀/近藤正臣
明智光綱の子。少年時代から道三の薫陶を受け後継者と期待される。

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織田信長/高橋英樹
信秀の子。舅の道三から天下獲りの夢を託される。
本放送では1回目に信長と濃姫の婚礼が描かれ、以後は道三が往時を回想する形で物語が展開して14回で再び婚礼に戻り、18回で道三の死が描かれ、19回から名実ともに信長編に入ります。ちなみに本編にあった「うつけ」っぷりの具体的な描写(父・信秀の葬儀など)が総集編にはなく、守役の平手政秀(田崎潤)の登場シーンもカットされてますw

長くなったので2回に分けます。
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テーマ:懐かしドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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