ガメラ対深海怪獣ジグラ

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昭和ガメラ第7作目にして最終作(1971年・大映・湯浅憲明監督)

物語。鴨川シーワールド内にある国際海洋動物研究所に勤める石川とトム、その子供の健一とヘレンの4人はボートごと宇宙船に捕獲されてしまう。中にはジグラ星人と名乗る女がいて、東京をマグネチュード13の大地震で壊滅させジグラ星の科学力を誇示する。
大人2人はだらしなく眠らされてしまうが、健一とヘレンはスイッチをあべこべに押して脱出に成功。更にボートがやられそうになった時ガメラが現れ無事救出。
ガメラは宇宙船を攻撃。すると爆破した宇宙船から巨大化したジグラが出現。ジグラの怪光線を浴びたガメラは海底に沈む。一方、子供を追ってシーワールド内に潜入した女は追いかけっこの挙句にトランシーバーの電波を浴びて気絶し正気に戻る。
石川たちはガメラの生死を確かめるため海底に潜るがジグラに捕まってしまう。ジグラは彼らを人質にして全人類に降伏を勧告。すると地球防衛軍の司令官が即座に(!)降伏を決断。しかしその晩、落雷で目覚めたガメラはジグラが寝ている隙に人質を奪い返す。
ガメラはジグラの不得手な陸上に引きずり出して格闘。背びれを叩いてガメラマーチを奏でた後、火炎噴射で焼き殺した。ありがとうガメラ~!

公開の数ヶ月後に大映が倒産してしまったことから、結果的に最後のガメラとなってしまった作品。この映画は一応海水汚染、公害問題を背景にしています。そういえば「ゴジラ対へドラ」も同じ年。時代を感じます。
尤も子供の頃は単純に「ガメラ頑張れ」で見ていただけですが、今見ると倒産間際だけに余りにもお粗末な出来で、目を覆いたくなります。
ジグラとの人類存亡を賭けた戦いが鴨川シーワールド内で展開されるという凄まじいまでのスケールの小ささ…もさることながら、「あべこべスイッチ」や「人質のために全人類降伏」「人間を食料にする宇宙人」「潜水艇でガメラ救出」などなど、ストーリーの大部分が悉く過去のシリーズからの焼き直し。海底が舞台というのもセットを省略するための苦肉の策だったんでしょうね。ジグラのデザインは鋭角的でなかなかかっこいいので、もう少し金をかけて製作できていたらと惜しまれます。
観客の対象年齢を更に下げたのか、主役の子供二人は幼稚園児。当時はこっちも同年代だったからエラソーなことは言えませんが、今見るとキンキン声で小賢しい台詞を吐く様子にイライラさせられます。それにトムってよく見たら藤山浩二、つまり日本人なんですね。大映版ジェリー伊藤か。
セクシーなお姉さんがビキニとミニスカート姿で延々ウロチョロするのは子供に随伴の父兄向けサービスだったのでしょうか。尤も夏休みに子供の付き添いで来るのは殆どお母さんでしたけどね^^;
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