吉宗評判記 暴れん坊将軍 第1話

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第1話「春一番! 江戸の明星」
1978年1月7日放送。テレビ朝日、東映。

「暴れん坊将軍」第1シリーズの第1話。つまり最初の最初。
放送日を見て気づきましたが、続く9時からの土曜ワイド劇場は江戸川乱歩の美女シリーズ「浴室の美女」だったんですね。当日「浴室の美女」はリアルタイムで見たけど「暴れん坊将軍」は全然記憶にないなあ。第1シリーズは4年ぐらいやっていたようですが、たぶん殆ど見ていないです。
と言うわけで第1話も今回が初視聴。物語は将軍になるのを嫌がっていた吉宗(松平健)が爺の加納五郎左衛門(有島一郎)に諭され、決意するところから始まります。
「水戸黄門」は最初から既に隠居していましたが、「暴れん坊将軍」の吉宗はまだ紀州藩主でした。後にNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」(1995年)でも将軍になる時に吉宗が藩邸で弓を引いていましたが、これは史実と言うか文献にあるんですね。幼少の頃に加納家で育てられたのも史実通り。
その入城の行列に直訴しようとした少女がいて、後で気になった吉宗はお庭番を呼んで事情を聞きます。すると少女の父・伊勢屋が油の値吊り上げ目的の火付けの罪で捕えられたが、無実のフシがあるとのこと。
幕臣一同との初謁見の席で吉宗は南町奉行(金田龍之介)に江戸の町の様子を尋ねますが、その態度に不信感を抱いた吉宗は爺の制止を聞かずにお忍びで自ら探索に出かけます。
ちなみに、傍流の紀州家から将軍になり、しかも湯殿番の子である吉宗は譜代の幕臣はおろか江戸の町人たちからも軽んじられている模様です。どうりでこんな調子だから毎週毎週悪人が出るはずです。
で、旧知の鳶職人・辰五郎(北島三郎)と再会した吉宗は貧乏旗本の三男坊と称して辰五郎の家を根城にいろいろと探索。その結果、火付けは南町奉行、与力(天津敏)、悪徳商人(伊沢一郎)の陰謀と判明します。
定番パターンのフォーマットが確定した後だったらここで決め台詞「余の顔を見忘れたか」が飛び出して悪人どもをすぐ成敗するんですが、初回はそうならずに吉宗は翌日江戸城に南町奉行を呼び出して詰問。件の旗本が上様だったと知って驚いた南町奉行は逃げ出しますが、庭で侍たちに取り囲まれて切腹。初回はなんと江戸城中で「成敗」があったわけです。一方、与力と悪徳商人は奉行所でお庭番に斬られます。
後任の南町奉行には大岡越前(横内正)が任命されます。その席で越前はそれとなくお忍びをやらないようにくぎを刺しますが、吉宗は「江戸の町が平穏無事なるまでそれだけは聞くわけにいかない」と今後もお忍び続行を宣言。かくして暴れん坊将軍の誕生です。

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当時24歳の松平健。若いし細い。
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初代爺の加納五郎左衛門(有島一郎)。爺役は何度も変わりましたが、やはり有島一郎が一番しっくり来ます。
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初代の「め組」ファミリー。1話目はまだ火消しじゃなく辰五郎(北島三郎)は鳶職人でした。右が女房のおさい(春川ますみ)、左が妹のおまち(岐邑美沙子)。辰五郎に妹がいたなんて知らなかった。
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初代お庭番は藪田助八(宮内洋)とおその(夏樹陽子)。
夏樹陽子はこの後に放送された「浴室の美女」にも出演していました。
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吉宗と将軍の座を争って敗れた尾張宗春(中尾彬)。アキラも若い。
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大岡越前(横内正)は最初の時点では山田奉行でした。
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初期レギュラーの山下幸内(浜畑賢吉)。これも知らなかった。 ちなみに浜畑賢吉は吉宗を主人公にした1970年のNHK時代劇「男は度胸」で主役の吉宗を演じています。 いわば元祖暴れん坊将軍?
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福本清三を発見。
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