雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

おさな妻

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大映末期のレモン・セックス路線のひとつ(1970年・大映・臼坂礼次郎監督)

物語。17歳の女子高生・黛玲子(関根恵子、現・高橋恵子)は母を亡くし伯母のもとへ引き取られるが、女たらしの従兄弟(炎三四郎、後の仮面ライダーXこと速水亮)に乱暴されそうになり家を飛び出し、保育園でアルバイトをしながら1人暮らしを始める。そこで玲子は母のない園児まゆみに慕われ、まゆみの父・吉川(新克利)とも親しくなり、やがて結婚を決意する…。

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高橋恵子と言うと、今では気品と落ち着きのあるベテラン女優、という感じなのかもしれませんが、我々の世代からすると舞台をすっぽかして三流作家と恋の逃避行を決め込んだ「スキャンダル女優」のイメージが強いです。実年齢15歳当時に出演したこの映画でも、清純で真面目そうな反面、どことなくいやらしくてふてぶてしい感じがしてしまうのはその先入観ゆえでしょうか。
新婚初夜のシーンで、木の実をかじるリス、赤い花、風にそよく葦…などなどがイメージ映像としてフラッシュバックされるのは噴飯物で時代を感じます。個人的にはそれより冒頭のブルマ姿の方に萌えましたが。って、おっとオジサン発言。
尤も、おさな妻というタイトルの割りに、結婚後は旦那の浮気騒動ぐらいしか事件が起こらないのは物足りません。第一、継子との間に何の葛藤もなく良好な母子関係に終始しているのはキレイ事過ぎ。でもそんなこと描くのが主眼の映画じゃないんでしょうね。
玲子の亡母役が坪内ミキ子、家を飛び出したとき知り合った酔っ払いの舞台女優が渡辺美佐子、「リンゴをかじると歯茎から血がでませんか」のCMでお馴染みだった福田豊土が担任教師役で出ています。
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