雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

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用心棒

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三船敏郎の男っぽい背中が最高!(1961年・黒沢プロ&東宝・黒澤明監督)

物語。空っ風の吹く上州のとある宿場町。ここでは馬目の清兵衛(河津清三郎)と新田の丑寅(山茶花究)というやくざが、町を二分して縄張り争いを繰り広げていた。そこへふらりと現れたのは、桑畑三十郎(三船敏郎)と名乗る凄腕の浪人だった・・・。

オープニングタイトルから観客をワクワク、ドキドキさせないような映画はダメですね
この映画を見ると、つくづくそう思います。

お馴染み東宝マークに続き、佐藤勝の軽快で怪しげな音楽に乗せて「用心棒」というタイトル。
そこにかぶさるようにして画面いっぱいにぬっと現れる、三船敏郎の大きな背中。
そして悠然と、肩を揺さぶりながら歩いて行く後ろ姿の長回し。

この時点でもう、これからどんな面白い話が始まるんだろう…と心が躍ります。

三船扮する浪人・三十郎はメチャクチャ腕の立つ侍。
しかし、むやみやたらと刀を振り回すわけではなく、町の二大やくざを突き合わせて一挙に壊滅させようと機智を働かせます。
この映画の魅力は何より三十郎の人物設定にありますね。

そして三船に対するライバルとして抜擢されたのが、仲代達矢。
生っ白くて、キザなマフラーなんか首に巻いているにやけた優男。
しかし懐には常に横浜仕込みの三連発銃を忍ばせているので、いかに凄腕の三船とて容易に手は出せません。
しかし飛び道具には飛び道具で…とばかりに、最後にはあっと驚く秘策で勝負を挑みます。
三船と仲代の対決シーンと言うと、続編の「椿三十郎」の方が有名ですが、こちらの方もなかなかの出来です。

出演者は他に山田五十鈴、東野英治郎、藤田進、加東大介、志村喬、藤原釜足、沢村いき雄、土屋嘉男、司葉子ら。
この中で注目なのは用心棒・本間先生を演じた藤田進。
なにしろ往年の「姿三四郎」(1943年)だし、「隠し砦の三悪人」(1958年)でもカッコイイ侍を演じている黒澤映画のスターの1人。
なのでこの映画でもさぞかし…と思って見ていると、アリャリャ…というキャスティングの妙に笑わされます。
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関連タグ: 三船敏郎 黒澤明 仲代達矢 東宝

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