あゝ陸軍隼戦闘隊

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陸軍戦闘機隊の撃墜王・加藤建夫中佐の半生を描いた戦記映画(1969年・大映・村山三男監督)

物語。昭和4年、所沢飛行学校の教官となった加藤建夫中尉(佐藤允)は徳原校長(島田正吾)の紹介で加寿子(藤村志保)と見合いし結婚。加藤の教え子には連隊旗手から転じた木原少尉(平泉征、現・平泉成)や中国陸軍からの留学生・趙英俊(藤巻潤)がいた。
昭和12年、日支事変が勃発し、加藤戦闘機隊も北支戦線に出動。しかし木原が趙英俊の機に撃墜され戦死。加藤は泣く泣く趙英俊の機を撃墜する。
やがて日米は開戦し、最新鋭機“隼”に機乗した加藤少佐たちはマレー半島に進撃する…。

「エンジンの音轟々と…」という「加藤隼戦闘隊の歌」で有名な(と言っても若い人は知らないでしょうが)加藤中佐の伝記映画。私も歌は聴いたことありましたけど、加藤中佐の人となりはこの映画を見て初めて知ったような次第。
ちなみに加藤中佐の伝記映画は戦時中既に藤田進主演・円谷英二特殊技術で戦時高揚映画として製作されており、初代加藤中佐役だった藤田進がこのリメイク版にも別の役で出演しています。
内容的には、戦闘機パイロットとしての華々しい活躍よりもむしろ加藤中佐の人間的側面の描写に重きをおいているようです。中国人留学生との友情や指揮官としての苦悩、そして妻との愛情など、戦記物にあまり興味のない私でもさほど退屈せずに見られました。戦死した部下の遺族を一人一人訪ね詫びるシーンは特に印象的。
特撮の一部にやや安っぽい感じのするところはありますが、末期の大映製作にしてはお金もまあかかっている方でしょう。ただ佐藤允と言えば東宝の戦争映画で活躍したスター。それを主演に持ってこざるを得なかったところに大映の人材不足を露呈しています。
出演は他に本郷功次郎、宇津井健、峰岸徹(当時、峰岸隆之介)、長谷川明男、南美川洋子、露口茂など。
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