キャプテンウルトラ 第1話

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1967年。TBS、東映。

「21世紀後半、人類は遂に宇宙開拓時代を迎えたが、宇宙に進出する人々を襲う未知の危険は多かった。 これは、愛機シュピーゲル号とともに宇宙の平和を守るために活躍するキャプテンウルトラの物語である!!」(OPナレーション)

TBSの「ウルトラシリーズ」第三弾として「ウルトラQ」「ウルトラマン」に続いて放送された特撮ドラマ。私自身は1期ウルトラの再放送から入って2期ウルトラがリアルタイムだった世代ですけど「キャプテンウルトラ」は再放送でも見た記憶がありません。あまり再放送をやらなかったのか、それとも単に見なかっただけなのかわかりませんけど、ウルトラシリーズでは唯一の東映作品と言うこともあってか何となく影の薄い作品。取り敢えず1話目だけ見たレビューです。

第1話「バンデル星人襲来す」
原子二トロを積んだ輸送船団X1号がバンデル星人に襲われて爆発。続いてアカネ隊員とケンジ君が乗っているX2号も襲撃を受けます。
アカネ隊員から緊急事態発生のコールサインを受け、キャプテンウルトラがジョー、ハックとともに光速宇宙艇「シュピーゲル号」で出動。
一方アカネ隊員たちは原子ニトロをゲルネ鉱山へ運びますが、そこも既にバンデル星人に占拠されていました。 隊員たちが次々殺され残るはアカネ隊員とケンジ君のみになった時、キャプテンウルトラが登場。バンデル星人を倒します。しかしアカネ隊員とケンジ君をさらわれてしまいます。
ハックが録音したバンデル星人の言葉の翻訳した結果、バンデル星人がアカネ隊員たちを生体実験しようとしていること、更にまだゲルネ鉱山にいることが判明。シュピーゲル号で急行したキャプテンたちが鉱山を調査していると、怪星獣バンデラーが現れます…。

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キャプテンウルトラ(中田博久)。悪人笑いです。「ウルトラマン」のハヤタと言い、当時はこういうバタくさい顔が特撮ヒーロー向きだったのでしょうか。
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ロボットのハックとキケロ星人のジョー。ジョーを演じているのは無名時代の小林稔侍。後年、とんねるずか何かの番組でこの格好を再現したのを見たことがあります。
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宇宙ステーションのエライ人、ムナトモ博士(伊沢一郎)。朴訥な訛りの伊沢さんに知的ステータスの高い役はイマイチ似合いませんね。すんぐり体型のオジサンにとってこういうユニホームもちょっとキビシイです。
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紅一点のアカネ隊員(城野ゆき)。女性隊員のレベルはなかなか高いです。
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バンデル星人。モチーフはキノコか。
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怪星獣バンデラー。これはプードル犬?

主人公キャプテンウルトラは宇宙ステーション「シルバースター」所属の宇宙警察パトロール隊員。ウルトラと言ってもウルトラマンのように巨大ヒーローに変身するわけではなく、 フツーの人間です(ちなみに本名は本郷武彦。って、どこかで聞いたような…)。ただし劇中では宇宙ステーションの組織構成を紹介するナレーションがないので、そもそもキャプテンウルトラとは何者なのかイマイチよくわからぬまま話が進行します。
方や敵のバンデル星人が地球を征服したがる理由もわかりません。これが円谷系宇宙人の場合だったら、自分の星が滅亡して住めなくなったとか何とか、悪には悪なりの事情と言うもんがあるんですけどね。後の「仮面ライダー」でもそうでしたが、東映特撮は娯楽時代劇と同じ感覚で「悪は無条件に悪」と言う単純明快な勧善懲悪主義が徹底しているようです。
富田勲作曲のテーマ曲とBGMは勇壮でスケール感がありますが、特撮のセットや技術はショボいです。特に怪獣や宇宙人のデザイン・造形は「Q」や「マン」と比較すると差は歴然で、同時代の円谷プロのレベルの高さがわかります。
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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ

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