ジャングル大帝

jungletaiteiop.jpg
「鉄腕アトム」と並ぶ手塚治虫初期の代表作。原作は1950年~54年『漫画少年』に連載され、テレビアニメ第1作は1965年10月~66年9月に虫プロ製作、フジテレビで放送されました。
数ある手塚作品(全部読んでいるわけではありませんが)の中で、この作品が一番好きです。
最初に観たのはアニメの方。
と言っても本放送ではなく、平日の朝、たぶん幼稚園に行く前に観ていた記憶があるので再放送でしょう。寝起きの悪い私ですが、のっけからいきなりファンファーレのように始まるトランペットの前奏と、あの
♪あ~あ~~~ あ~あ~~~
と言う重厚な主題歌を聴いた日には、眠気も吹き飛んで頭もスッキリ!作曲は富田勲で、歌っているのはバリトン歌手の平野忠彦ですが、歌詞もなしにただ「あ~あ~」だけでアフリカの壮大さを見事に表現し切ってしまっているのは、さすがプロの仕事と言うほかありません。
またそのテーマ曲に乗せて映し出されるOPアニメーションが美しく、アフリカの大地とジャングルと、そこに生きる動物たちの勇猛さ、優しさ、生命の素晴らしさを鮮やかに描き出していて、今観てもとても40年以上前の作品とは思えません、と言うか、こんなに格調の高い番組OPはアニメ・実写を問わず他に知らないですね。
ED曲を歌っているのは当時の人気歌手の弘田三枝子。こちらも、
♪風切る 銀の矢 流れるたてがみ~
と言う歌詞も曲もシャープでノリの良い、カッコイ歌でした。
jungletaitei.jpg
内容の方は、原作を膨らませたほぼ1話完結型のストーリー。第1作ではレオの子供時代が描かれ、引き続き放送された第2作(「新ジャングル大帝 進めレオ!」)では大人に成長したレオの姿が描かれていますが、子供の頃観ていた時には、子ライオンのレオが突如大人になってしまっていて、声(大田淑子→外山高士)もガラリと変わってしまっていたのに違和感がありましたね。
原作を読んだのはだいぶ後の、講談社の手塚治虫漫画全集に収録された時でした。ちなみに400巻に及んだ手塚治虫全集の第1巻、第1回配本がこの「ジャングル大帝」第1巻。
ハッピーエンドで終わるアニメ版と違って原作の方ではレオの死で終わっていますが、アフリカの大自然の脅威の中に、人も動物も、人間の欲望も醜い争いも、何もかも全てが呑み込まれて行くというスケールの大きな結末は感動的です。
スポンサーサイト

にほんブログ村

関連タグ:
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
管理人のサイト
土曜日の美女たち
管理者用
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR