刑事コロンボ 二つの顔

1973年/米ユニヴァーサル/1974年7月20日NHK放送
物語。資産家のクリフォード・パリス(ポール・スチュワート/声・杉田俊也)が若い婚約者との結婚前夜、死体で発見された。コロンボ(ピーター・フォーク/声・小池朝雄)は、クリフォードの甥で料理研究家のデクスター(マーティン・ランドー/声・滝田裕介)の犯行と睨む。だがコロンボの前に双子の兄、ノーマン(マーティン・ランドー二役)が現れる…シリーズ17作目。

「刑事コロンボ」は倒叙推理ドラマなので、物語は犯行シーンから始まり、視聴者には最初から犯人がわかっているのが通例。でも、これだけはわからない。と言うのも、犯人は双子だから。従って視聴者は、犯人の顔はわかっているのにそのどっちが犯人なのかと戸惑います。もっとも、目の肥えた視聴者ならすぐピンと来るだろうし、兄弟の性格が真逆でお互いいがみ合っているなど最初からヒントはちりばめられているわけですが、私は昔見たことがあったにもかかわらず中盤まで気がつきませんでした。
そういう意味では倒叙物であることを逆手に取った面白い試みなんですが、、、ただ結果的には何のことはない、単なる普通のミステリーになってしまっているので、最後にコロンボが犯人をトリックにかけてギャフンと言わせる、このシリーズならではの醍醐味は皆無です。物語の構成も、コロンボが、事件とは直接関係のない料理番組に出演するシーンが延々続いたりして散漫です。
事件以外の見所は、パリス家の家政婦からがさつでだらしないコロンボの言動がとことん嫌われまくっている点。犯人以外からこんだけ嫌われているコロンボと言うのは他にないのでは?
滝田裕介は医療ドラマの先駆け「ベン・ケーシー」などで吹き替え歴も豊富なベテラン。このドラマでも、性格の違う兄弟の特徴を巧みに演じ分けていました。
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