雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


関連タグ:

刑事コロンボ ホリスター将軍のコレクション

1971年/米ユニヴァーサル/1973年7月14日NHK総合放送
物語。退役将軍のホリスター(エディ・アルバート/声・久松保夫)は軍施設建設の落札で不正を働いていたことが発覚しそうになり、共犯のダットン大佐を殺害。ちょうどその時、海上のヨットからホリスター邸を見ていたヘレン(スザンヌ・プレシェット/声・鈴木弘子)は殺人を目撃したと警察に通報しコロンボ(ピーター・フォーク/声・小池朝雄)が捜査に乗り出す。たが将軍に懐柔されたヘレンはやがて証言を否認する…シリーズ5作目。

シリーズで1、2を争う迷作と言うか珍作の候補はこれでしょう。私も子供の頃最初に見た時から妙な話だな~と思っていました。
コロンボと犯人の対決や、推理と結末の意外性がメインではなく、ファザコンで男性恐怖症のバツイチ女性が父親のような頼もしい男性に心惹かれ、そして夢破れるまでのお話です。犯人と思っていた相手に惹かれて行く主人公(とあえて言いますが)の気持ちもよくわかりませんが、ジャガイモみたいな顔した爺さんのくせに若い娘を誘惑できると最初から疑わなかったホリスター将軍の自信にもびっくり。将軍、軍人一筋の堅物なのかと思ったら凄腕のプレイボーイだったのね。赫々たる軍歴と名誉に輝く英雄も裏を見れば実はカスだった、と言う痛烈な軍人批判は、ベトナム戦争末期の泥沼で軍への風当たりの強かった当時のアメリカの世相を反映しているのでしょうか。
ホリスター将軍を演じているエディ・アルバートは、面影は全然残っていませんが「ローマの休日」でグレゴリー・ペックの相棒の髭面のカメラマンだった人です。「ローマの休日」では結構若く見えましたが1906年生まれなので当時47歳で、この「ホリスター将軍」出演時には65歳。その後も長生きして2005年に99歳で亡くなりました。


関連タグ:

FC2Ad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。