刑事コロンボ 歌声の消えた海

1975年制作/米・ユニヴァーサル/1976年1月9日NHK放送
物語。メキシコ行き豪華客船の専属歌手ロザンナ(プウピー・ボッカー/声・中村晃子)から不倫関係を妻にばらすと強請られた中古車ディーラーのダンジガー(ロバート・ヴォーン/声・西沢利明)は、航海中にロザンナを殺害。ロザンナに振られたバンドマンのロイド(ディーン・ストックウェル/声・上田忠好)の仕業に見せかける。偶々乗船していたコロンボ(ピーター・フォーク/声・小池朝雄)は船長(パトリック・マクニー/声・柳生博)から極秘に捜査を依頼される…シリーズ29作目。

今回はなんと豪華客船内が舞台と言うことで、いつもと雰囲気が違います。
貧乏刑事のコロンボにそんな優雅な旅をする金があるはずもなく、くじ運の強いかみさんが懸賞で当てた旅行の途上という設定。そんな時に殺人計画を実行してしまった犯人側からすると、まことに運の悪い巡り合わせというほかありません。
かみさんが一緒のプライベートな旅と言うことなので、ひょっとしていよいよ初めて登場するのか… とちょっぴり期待させておいて、やっぱり出てこないと言うのはお約束の展開。実際のかみさんの登場は「ミセス・コロンボ」まで待たなければならなかった…と言うのはともかくとして、かみさん放ったらかしてコロンボが捜査に没頭しているのはかなり不自然な話です。
犯人の職種が中古車ディーラーなのもイマイチな設定。大勢の顧客を豪華な船旅に招待するぐらいだから相当な大物ディーラーなんでしょうが、セレブ感が乏しいです。コロンボの捜査はまず容疑者にされたロイドの犯行ではないということの証明に費やされるため、犯人との対決ムードに欠けるのも残念。折角ロバート・ヴォーンと言う大物を起用していながら、勿体無い話です(ヴォーンは「さらば提督」にも出演していますが、この時も何だかつまらない使い方でした)
事件解決の経路もぱっとしません。医務室の使い捨て手袋の数が管理されているとわかっているのに、もう一枚盗んで濡れ衣工作をするのは間が抜けていて、馬鹿なんだか利口なんだか得体の知れない犯人でした。
ヴォーンの声をあてているのはお馴染みの矢島正明さんではなく、時代劇や刑事物で神経質なインテリ系悪役を演じることの多かった西沢利明さん。小池さんの劇団の後輩でもあります。ロザンナの声が歌手の中村晃子さんなのは、歌手の吹き替えだから?でも歌は吹き替えていないんですが。
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