雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

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刑事コロンボ ビデオテープの証言

1975年/米ユニヴァーサル/1976年12月11日NHK放送
物語。電子工業会社の社長ハロルド(オスカー・ウェルナー/声・山田吾一)は会長で姑のマーガレット(マーサ・スコット/声・佐々木すみ江)から無能と素行不良を理由にクビにされそうになり殺害。防犯カメラを利用してアリバイを作る。コロンボ(ピーター・フォーク/声・小池朝雄)はハロルドを犯人と睨むが…シリーズ30作目。

平凡でイマイチ印象に残らない作品です。当時としては最新技術だったかもしれないビデオ装置を利用したアリバイトリックも今となっては珍しくなくなったせいでしょう。尤も音に反応する開閉式ドアと言う、まるで「アリババと四十人の盗賊」のような仕掛けを張り巡らせている家はさすがに今でもあまりないでしょうが。
防犯カメラのモニターに録画テープを流して警備員の目を欺きアリバイを作る、と言うトリックが使われているわけですが、本当に上手く行くのか疑問です。だってモニター映像からテープ映像への変り目は、見ていれば明らかにわかるでしょう。その時、警備員が都合よく余所見をしていたんでしょうか。
最後は、ビデオに「あるべきはずのないものが映っている」と言う、シリーズで常套的なパターンが決め手となりますが、当時の映像技術で小さなものを拡大して鮮明に映し出すことが可能だったのかどうか…。なんかトリック、結末ともに、ちょっと納得できない話でしたね。
ハロルドを吹き替えている山田吾一さんは当時NHKドラマの常連だった方ですが、喧嘩っ早い新聞記者とかきっぷのいい職人さんとかガラッパチ系の役柄を得意とした俳優さんなので、冷静で知的な犯人役の吹き替えには正直言ってあまり合っているように思えません。
その妻エリザベスを吹き替えている二階堂有希子さんは言わずと知れた「ルパン三世」の初代峰不二子。こちらの方はクールな不二子とは違う、病弱で世間知らずな妻の雰囲気を醸し出しています。
どーでもいい話ですが、コロンボシリーズにはルパンの山田康雄さん(「悪の温室」)、次元大介の小林清志さん(「第三の終章」)、二代目五ェ門の井上真樹夫さん(「魔術師の幻想」)、そして銭形警部の納谷悟朗さん(「策謀の結末」)と、「ルパン三世」レギュラーの声優さんが全員出演しています。


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