大巨獣ガッパ

1967年/日活/野口晴康監督
出演/川地民夫、山本陽子、小高雄二、和田浩治、藤竜也、桂小かん、町田正則ほか
物語。週刊誌「プレイメイト」の社長船津(雪丘恵介)は創刊5周年記念で南国をイメージした一大テーマパークを実現させる為、記者の黒崎(川地民夫)カメラマンの小柳糸子(山本陽子)、そして東都大学生物学助教授・殿岡(小高雄二)らを南海諸島の探検に派遣。巨大な卵から孵化した怪獣ガッパの子供を日本に持ち帰る。だが激怒した二羽の親ガッパが子供を取り戻しに日本に襲来し…

♪宇っ宙~の神秘 怪獣ガァッパ ガッパァァァ~ ガッパァァァ~ ガッパァァァ~ ガッパァァァ~~
美樹克彦が歌う、場違いに脳天気な主題歌で始まる日活唯一の怪獣映画。折からの怪獣ブームに乗せられ、老舗東宝、先行する大映に続いて、よせばいいのに?松竹、日活まで怪獣映画を撮っちゃったと言う記念碑的作品です。ちなみに私、今まで「ガッパ」は松竹で、「ギララ」が日活だと勘違いしていました。だってイメージ的には逆なんですもん。
欲に駆られた文明人が未開の地から持ち込んだ未知の存在によって災厄が起こると言う、「キングコング」以来散々使い古されて来た怪獣映画の伝統的パターンを踏襲していますので、怪獣がよっぽど魅力的であるとか何か新機軸を持ち込まないと面白くなりません。そこでテーマに据えられたのが、怪獣親子の情愛。生き別れのガッパ親子が涙の再会を果たす人情怪獣劇です。もっとも公開当時の観客がどれぐらい感動したのかわかりません。2作目が作られなかったことで推して測るべしでしょうか。
海から現れた母ガッパが何故かゆでだこをくわえています。ひもじい思いをしているであろうわが子に食べさせたい一心でくわえて来たのでしょう。ここは泣けるシーン…?
特撮は、東宝で円谷英二監督の片腕だったと言う渡辺明監督が担当しているので、それなりに見られます。ただ、ガッパ夫婦は子供捜しが目的なので、能動的に建物を破壊することは少なく、ウロウロしているだけのシーンがめだちます。第一、ガッパが飛来するのは熱海とか日光。温泉観光地めぐりじゃあるまいし、都市破壊の醍醐味は薄いです。
最後はまた「ガッパァァァ~ ガッパァァァ~~」の主題歌に乗せて、ガッパ親子が仲良く三羽揃って南の島へ飛び帰る感動の姿でend。
可憐な山本陽子、まだヒゲのない藤竜也、殆ど存在感ない和田浩治など、有名俳優さんたちの若い頃が見られるのは楽しいです。ちなみに博士役の小高雄二は平成ゴジラでレギュラーだった小高恵美の叔父さん。
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