ゴジラ対メカゴジラ

1974年/東宝/中野昭慶特技監督/福田純監督
出演/大門正明、青山一也、田島令子、平田昭彦、松下ひろみ、小泉博、岸田森、睦五郎、佐原健二ほか
物語。沖縄海洋博の建設技師・清水(大門正明)は、工事現場の洞窟で古代沖縄人の書いた壁画を発見。考古学者の金城冴子(田島令子)と和倉博士(小泉博)の解読によれば、「大空に黒い山が現れる時、大いなる怪獣が現れ、この世を滅ぼさんとする。しかし赤い月が沈み、西から日が昇る時、2頭の怪獣が現れ人々を救う」という予言だった。やがてゴジラが出現するが、なぜかアンギラスを攻撃。しかしそこへもう一頭のゴジラが出現。先に現れたのはブラックホール第3惑星人が作ったメカゴジラだった。沖縄を舞台にメカゴジラ、ゴジラ、キングシーサーの戦いが始まる…。

末期の昭和ゴジラ映画は迷走の連続。前作は、内容を思いっ切り子供向けに特化したにもかかわらず失敗してしまいました。ヒーローのゴジラがダメなら、残された道は悪役のゴジラ、「怖いゴジラ」の復活しかありません。しかしその「怖いゴジラ」はゴジラではなく、もうひとつの別のゴジラ、つまりメカゴジラでした。今にして思えばメカゴジラの登場は「ゴジラ映画にゴジラは要らない」と言う事実を明らかにするものだったのかもしれません。
この映画のゴジラは必ずしも「人類の味方」ではありません。偽ゴジラに自分の名前を騙られた、と言う「個人的理由」で落とし前をつけにやって来るようにしか見えないからです。言わばニセモノがかろうじてゴジラの存在理由を繋ぎとめているわけです。まるで物まねタレントのお陰で復活した落ち目芸人みたいで、ゴジラにとっては不名誉な話ですが、その辺に目をつぶれば、内容的にはまずまずの出来。古代人の壁画と予言、宇宙人の侵略というSFテイストをうまくまとめていますし、特撮の使い回しも今回はあまりなかったようです(その代わり自衛隊の活躍シーンもありませんでしたが)。久々の平田昭彦、小泉博、佐原健二ら常連特撮俳優、岸田森、睦五郎、草野大吾ら大人の俳優が出演しているのも重みを加えています。
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