魔界転生

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1981年/東映/深作欣二監督
出演/千葉真一、沢田研二、若山富三郎、緒形拳、真田広之、佳那晃子、神崎愛、室田日出男、丹波哲郎ほか
物語。島原の乱で処刑された天草四郎時貞(沢田研二)が徳川家に復讐すべく蘇る。夫に恨みを残して死んだ細川ガラシャ(佳那晃子)、柳生親子との勝負に未練を残す宮本武蔵(緒形拳)、女への煩悩を捨てきれぬ宝蔵院胤舜(室田日出男)、甲賀ものに襲撃され命を落とした伊賀の霧丸(真田広之)、さらに息子十兵衛(千葉真一)との勝負を心の奥底で願っていた柳生但馬守(若山富三郎)をも、魔界衆として転生させる。そして幕府転覆のために農民たちの心を操って江戸へ結集させようとする…。

これは角川映画、つまり角川春樹事務所の製作ではなく、東映が角川春樹個人をプロデューサーとして呼んで作った作品。そういう意味じゃ、同じく深作監督で千葉ちゃん主演の東映作品「柳生一族の陰謀」の延長と言うか外伝のような位置付けにもあります。しかし全体の基調は紛れもなく角川テイストで、スケールの大きさ、豪華な俳優陣の割りには何となく話が散漫で薄っぺらいです。
最大の原因は、転生した魔界衆の人選がばらばらで、目的に一貫性がないせいでしょう。武蔵、胤舜、但馬守は剣豪ですが、細川ガラシャは徳川家と直接関係ない上にこの時代より半世紀も前の人だし、伊賀の霧丸に至っては無名の若造で架空の人物。しかも小娘と駆け落ちしようとして四郎に殺されてしまうなど、本筋とは殆ど絡みません。真田広之は千葉ちゃんとセットのJAC枠出演だったのか知りませんが、いない方が話はすっきりしましたね。
一方、剣豪たちも物々しく復活した割りにはインパクトが弱く、但馬守を別とすればさほどの活躍も見せずに終わってしまうのが残念。武蔵など、村正のあばら屋も壊せず逃げ去っていく始末だし、十兵衛との戦いでも簡単に負けてしまうのはあっけなさ過ぎました。
見るべきところがあるとすれば、やはりジュリーの妖艶な美貌振りと、ラストの炎上する江戸城をバックにした千葉ちゃんと若山富三郎と対決場面。特に若富の殺陣がすごい。あと佳那晃子のおっぱいポロリですか。尤もメイクがケバすぎたので、配役見なかったら佳那晃子と気が付かなかったですが。
他にも序盤で消えてしまうのが惜しい成田三樹夫や久保菜穂子、松橋登、内田朝雄など顔触れは多彩。
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