雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

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新・平家物語

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1955年/大映/溝口健二監督
出演/市川雷蔵、久我美子、木暮実千代、大矢市次郎、林成年、菅井一郎、進藤英太郎、千田是也、柳永二郎ほか。
物語。平安時代末期。平忠盛(大矢市次郎)の嫡子清盛(市川雷蔵)が自らの出生の秘密に悩みつつ、公家の支配や山門の横暴に対抗して、武士の自立を目指そうとするまでを描く。

吉川英治原作小説の映画化。原作は読んでいませんけど、昔大河ドラマで見たので大筋は知っています。映画は100分余りの時間なのでどこまでやるのかと思ったら、ほんのさわりだけでしたね。だったらサブタイトルに「若き日の清盛」と付けた方がよかったかも。院の御所に押し寄せようとする叡山の僧兵たちの神輿に、清盛が矢を射掛け退散させるエピソードをクライマックスとして終わっています。
オープンセットに群集があふれかえる冒頭シーンから始まり、これをもし今製作したら一体いくらかかるんだろうと思わせる豪華なセットと美術で平安の昔を再現しています。ただ合戦シーンが1回もないためか、スケールの大きさはあまり感じません。お話の中身も、清盛が武士として勇躍する姿よりは、自分が誰の子かと煩悶する内面描写の方に比重が置かれています。
印象的だったのは、雷蔵さんのぶっ太いゲジゲジ眉毛と、清盛の母・祇園女御を演じた木暮実千代さんの豊満な胸の谷間。雷蔵さんは力強さを出そうとしたんでしょうけど、キャラクターはむしろナイーブな青年役なんだから、普通にしていた方が良かったんじゃないでしょうか。
ちなみ時子の妹・滋子役で出ている中村玉緒さんは、後に大河ドラマでは時子役でした。雷蔵さんも元気だったら、大河ドラマでまた清盛役だったかもしれませんね。
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