雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

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怪竜大決戦

1966年/東映/山内鉄也監督
出演/松方弘樹、小川知子、鈴村由美、大友柳太朗、天津敏、原健策、千葉敏郎、金子信雄、原泉ほか
物語。父母を家臣の結城大乗(天津敏)と大蛇丸(大友柳太朗)の謀反で殺された近江の国・尾形城主の一子、雷丸(松方弘樹)は蝦蟇道人(金子信雄)に助けられて、忍術の修行を積みながら成長する。だが道人を大蛇丸に殺され、今際の道人から大乗と大蛇丸が父母の敵であると知らされる。敵討ちのため立ち上がった雷丸は、父を捜す少女・綱手(小川知子)とともに近江を目指す…。

時代劇が落ち目になりつつあった東映が、テレビの怪獣ブームに便乗して製作した唯一の怪獣映画。と言っても、忍術で変身する古典的な忍者ネタを下敷きにした時代劇なので、オリジナルの怪獣は登場しません。ちなみにこの延長でテレビの人気特撮時代劇「赤影」が製作されたようです。
怪獣と言うか怪物が登場するのはラストのほんの数分だけで、松方が大蝦蟇、敵役の大友が水竜、そして小川知子まで大蜘蛛に変身して戦います。しかし折角時代劇なのにチャンバラシーンが物足りないと思ったのか、何故か最後は人間に戻って、松方と大友の一騎打ちで決着が付きます。
出会ったばかりの父・大蛇丸にいきなり雷丸殺しを命じられて素直に従う綱手とか、悪人を退治した後、領主として国造りに励むのかと思ったら「後は百姓たちに任せた!」と無責任に帰ってしまう雷丸とか、子供向けとは言えかなりストーリーはいい加減です。大映の「大魔神」などに比べると特撮、時代劇ともに中途半端で噛みあっていない凡作ですが、お城のミニチュアは非常に精巧にできており、そのセットを破壊しながら怪獣が対戦するシーンには一定の迫力があります。
大御所大友柳太朗の憎々しい悪役や、若き日の松方弘樹、まだ10代の小川知子、白髪のフケ役なのに顔つやの良さがやたら目立つ金子信雄など結構有名俳優さんが出演しているので、彼等の意外な姿が見られるのも楽しいです。忍者役で福本清三(顔アップあり)も出ています。


関連タグ: 松方弘樹 東映

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