博徒外人部隊

1971年/東映/深作欣二監督
出演/鶴田浩二、安藤昇、若山富三郎、室田日出男、小池朝雄、渡瀬恒彦、中丸忠雄、工藤明子ほか
物語。刑務所に入っていた郡司(鶴田浩二)が10年振りに出所してみると、自分の組も対立していた組も潰れていて、縄張りは新興の大東会(内田朝雄、中丸忠雄)に乗っ取られていた。郡司は僅かに残った仲間たち(室田日出男、小池朝雄、曽根晴美、渡瀬恒彦、由利徹、安藤昇)を連れて沖縄に渡り、地元やくざ(山本麟一、若山富三郎、今井健二)たちと争いながら勢力を拡大する。しかし大東会が沖縄まで進出してきて、再び彼らを追い出そうとする・・・

落ちぶれやくざの鶴田浩二とその仲間たちが復帰間際の沖縄で一旗挙げようとするも、巨大組織に押し潰されてしまい、最後は特攻して全員斬り死に、と言うお話。
本土復帰前の沖縄を舞台に、鶴田浩二が背広姿のドライな現代やくざを演じています。
タイトルの外人部隊とはアメリカではなく、沖縄にとって外部の人間である、本土人の鶴田たちのこと。
この映画の鶴田さんは終始サングラスをかけた表情を変えず、敵はおろか仲間にも心のうちを見せません。序盤で出所した鶴さんがいきなり単身で大東会に乗り込み、早くも殴り込みか?!と思ったら、そうではなく、相手を巧みに脅して沖縄へ渡る資金をせしめます。途中で仲間が次々死んでも眉ひとつ動かさぬクールな対応だし、鶴田が何を考えているのか実際の行動に移るまでなかなかわかりません。
唯一、サングラスを外して素顔を見せるのは、クライマックス直前に馴染みのホステス・工藤明子と最後の逢瀬の時だけ。鶴さんのベッドシーンなんて、ほかにもあるのかもしれませんが、私は初めて見ました。
安藤昇はかつて鶴田とは対立していた組の幹部でしたが、いきがかりで沖縄に同行、かと言って別に仲間に入るわけじゃなく、普段は自分は関係ないという顔をしているのですが、いざという場面になると影もなく現れて鶴さんたちを救うニヒルでカッコイイ役柄。弟分の小池朝雄は、いつか寝返るんじゃないかと冷や冷やしながら見ていましたが、最後まで鶴さんと行動をともにして壮絶に玉砕。見るからに鉄砲玉の渡瀬恒彦は真っ先に死ぬのかと思ったら、曽根晴美→渡瀬→由利徹→室田&小池→安藤→鶴田の順番でした。
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