忍びの者 霧隠才蔵

1964年/大映/田中徳三監督
出演/市川雷蔵、城健三朗(若山富三郎)、中村鴈治郎、磯村みどり、小林勝彦、須賀不二男、成田純一郎、月宮於登女ほか
物語。大坂冬の陣を和議に持ち込んだ家康(中村鴈治郎)は、秀頼(成田純一郎)や淀君(月宮於登女)の抗議を無視して大坂城の堀を埋め立てる。大坂方の知将、真田幸村(城健三朗)大助(小林勝彦)親子に雇われた伊賀忍者の霧隠才蔵(市川雷蔵)は駿府に潜入して家康暗殺を狙う・・・シリーズ第4作。

石川五右衛門編は前作で終わり、この4作目から霧隠才蔵を主人公とする新たなシリーズが始まります。と言っても雷蔵さんが主演なのは同じなので、前作では豊臣家根絶やしを狙っていたのに、今度は豊臣側に立っているという180度転換が見るものを戸惑わせます。しかも1、2作目では野獣のような織田信長だった若山富三郎が今度は冷静沈着な幸村だし、前作で秀次だった成田純一郎は秀頼。尤も成田純一郎の場合、ヘタレなのは同じか。
内容は相変わらず史実を追う一方、才蔵率いる真田忍者(伊達三郎、木村玄etc)と武部与藤次(須賀不二男)率いる徳川方忍者との死闘も盛り込まれているので、前作よりアクションの比重は大きくなっています。と言っても、当然ながら才蔵が家康暗殺に成功して大坂方が勝利すると言う展開になるわけはないので、才蔵の活躍する場面も限定的です。
最後は、落城寸前の大坂城で自刃しようとする真田親子を才蔵が制止して、3人脱出。続編を作れる終わり方をしています。
今回の家康役は中村鴈治郎。才蔵に殺されそうになった時、とっさに自分が影武者だと欺いて難を逃れたり、任務に失敗した武部与藤次を情け容赦なく責めたりと、ずる賢くえげつない家康を好演しています。
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