新書・忍びの者

1966年/大映/池広一夫監督
出演/市川雷蔵、安田道代、伊藤雄之助、冨士真奈美、石山健二郎、内藤武敏、井上昭文、伊達三郎、五味龍太郎ほか
物語。幼い頃に父親を殺された霞の小次郎(市川雷蔵)は仇の3人を倒すため忍者となり、甲斐の黒戸左太夫(伊藤雄之助)のもとで修行を積む。小次郎は仇のうち2人(五味龍太郎、井上昭文)を倒すが、残る1人の正体がわからない。やがて武田信玄(石山健二郎)と徳川家康(内藤武敏)が激突、小次郎も左太夫とともに信玄側に加わるが、信玄の裏切りで仲間の忍者が全滅。怒りに燃える左太夫と小次郎は信玄の命を狙う…シリーズ第8作(最終作)。

前作で霧隠才蔵編が終わり、今回はまた主人公が変わっています。時代が第1作と同じ戦国時代に戻った上に、1作目で忍者の頭領を演じた伊藤雄之助も再出演するなど、原点回帰。最後はしがらみから解放された雷蔵さんが嬉々として恋人(安田道代)の元へ帰って行く終わり方も1作目と同じです。ただ中身はだいぶ違いますけどね。
上洛を目指す信玄と、その途上での家康との激突を史実通りに扱いつつ、父の仇を探す小次郎の挿話を描いています。目指す仇の最後の1人は誰なのか?、、って、まあ見てりゃわかるのですが、ただその仇が小次郎の恩人であり、悪人として描かれてはいなかったのでどうオチをつけるのかと思ったら、残り5分ぐらいで信玄の死、仇との対決が全部描かれてしまって、ちょっくらびっくり。ヒロインの安田道代も前半だけで全く登場しなくなるし、何だか話のバランスが悪いような気がしました。
後半ヒロインを務めるのが冨士真奈美で、最後は小次郎を庇って雷蔵さんに抱かれて死ぬおいしい?役どころ。
笛の音に惹かれて狙撃された信玄が、わが死を三年秘して領国の備えを固めよと遺言する逸話が、黒澤明の「影武者」より早く使われています。
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