高校生ブルース

1970年/大映製作・ダイニチ配給/帯盛迪彦監督
出演/関根恵子、内田芳郎、篠田三郎、八並映子、小野川公三郎、堀雄二、伊藤幸子、北城寿太郎、ほか
物語。高校生の北原美子(関根恵子、現・高橋恵子)は自分が妊娠していることに気付く。相手は同じクラスの加藤登(内田芳郎)だった。登は美子を中絶させるためアルバイトで費用を稼ぐが、美子は登を激しく詰り拒絶する…関根恵子のデビュー作。

当時15歳の関根恵子(現・高橋恵子)が脱いだ衝撃デビュー作、と言うこと"だけ"で知られる作品。
内容は一応真面目な青春映画です。性知識の薄い優等生同士がデキちゃった結果、できちゃって(ややこしいですが)、男の子のほうは中絶の費用は、医者は、、、とストレートに現実的な問題解決に走るのに対して、女の子のほうは愛とは、人間とは、、、と何やら観念的な問題の中に沈んでしまい、男の子のほうが中絶の相談を持ちかける度に「私を愛してないのね」などと詰るばかりで、全く噛み合わない。とは言え女の子のほうも高校生の身分で出産して母親になる気はないわけで、結局は堕ろすのですが…ただその堕し方が凄い。男の子に自分の腹を思いっ切り踏みつけて流産させてくれと要求。男の子も最初はびびっていましたが、やがて狂ったように女の腹を蹴り続ける続けるシーンはまるで三島由紀夫の「金閣寺」を思い出す…いや、そう言う映画じゃないんだっけ、ともかく女の子は蹴られて血を流し苦悶の表情を浮かべながらも「覚えておいて!私たち人殺しなのよ!罪人なのよ!」などと叫んで相手にも罪悪感を植えつけます。まだ生硬なところもありますがデビュー作でこんだけエグい演技をこなした関根恵子には将来の演技派女優の片鱗も感じられます。ちなみにお目当て?のヌードシーンは初体験シーン、それから意味もなく鏡の前でパンツ一枚になるシーンで2回見られます。
内田芳郎は「大怪獣ガメラ」の少年。クラスメイト役の篠田三郎も「ガメラ対バイラス」、八並映子もこの翌年「ガメラ対ジグラ」に出演しています。後で関根恵子とはコンビで最末期の大映青春シリーズを支える篠田三郎は、ここではヒゲ面の不良学生役、八並映子はゴーゴーバーで遊んでいる女学生役ですが、実年齢では当時2人とも20歳を過ぎているんで、ちょっとトウのたった高校生です。
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