ルパン三世 第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」

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物語。警視総監(声・永井一郎)に呼ばれた銭形は、パリで開催される世界警察会議ヨーロッパ大会に出席するよう申し渡される。だがルパンが金満(塩見龍介)邸の黄金の胸像を盗み出すと犯行予告している最中だった。銭形はルパンを逮捕してらから警察会議へ出席すると警視総監に約束したが…。

まるでクイズ番組の宣伝文句みたいなサブタイトルですが、内容は4人揃ったルパン一家と銭形との、機知に富んだ攻防戦です。
シリーズの前半(~第12話)はルパンの行動が泥棒に限定されないせいもあって銭形が登場しない話も多かったのですが、後半では毎回登場します。特に銭形とルパンとの対決がメインにすえられるのは第4話以来。ただしこの時は逮捕後のエピソードが比重を占めていたので、実質的には初めてでしょう。
いつも以上に張り切る銭形を侮っていたルパンたちは、最初の夜の犯行に失敗。ルパンが予告した盗難に失敗するケースってのも初めてじゃないですかね。一方、大口叩いてルパン逮捕に失敗した銭形も警視総監(今回から準レギュラー)に叱責され、初戦はまず痛み分け。
水も漏らさぬ固い警備を敷く銭形に手こずったルパンは「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」とする銭形の目論見を逆手に取り、わざと逮捕されて邪魔な銭形をヨーロッパに追い払ってしまう計画を立てます。
まず酔っ払いに変装したルパンが留置場に放り込まれて、その際に脱獄用七つ道具を留置場の鉄格子に隠しておきます。次に銭形の罠にかかった振りをして逮捕され、前に隠しておいた七つ道具を使って脱獄。そしてすっかりルパン逮捕の英雄扱いされて意気揚々とヨーロッパへ出発する銭形を空港でお見送りしてから、あっさりお宝を頂戴。
何だかんだ言ってやっぱりルパンにはとっつぁんが一番苦手なことを示すエピソードですが、脱獄のテクニックは第4話とは比べものにならない幼稚なものです。と言うより、これは脱獄じゃなくて留置場破りですね。そもそもルパンほどの大物を酔っ払いと同じ留置場に入れるのがまずあり得ない話ですが、まあこだわらないで見ておきましょう。
不二子が物語の始まりからルパンの仲間になっていて、五ヱ門と一緒に仕事をするのはこれが初めて。五ヱ門の不二子アレルギーはどう解消されたんでしょう?ちなみにロングヘア、スカーフ、黒シャツにジーンズ姿の不二子が見られるのはこれが最後になるので、よく目に焼き付けておくように。
コメディ路線になってから、レギュラーメンバーは個性を封じられて「謎の女」不二子はフツーの女の子になってしまうし、「クールなガンマン」次元は得意の拳銃を撃つ機会がなくなってしまうのですが、さすがに寡黙で重厚な五ヱ門のキャラクターだけはあまり変えることができません。その代わり殆どただ"いるだけ"になってしまい、今回は台詞もたった4回だけだったし、2夜目の仕事には参加すらしていませんでした。
そう言えば以前は邸宅だったルパンのアジトが今回から安っぽいマンションの一室になってしまっていたようですね。ルパンのリッチな泥棒貴族から庶民的泥棒への転身(転落?)も着々進行しています。
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