雅羅倶多館

1960~80年代のテレビドラマや映画を中心にあらすじや感想を書いています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


関連タグ:

秋津温泉

akitsuonsenop.jpg
1962年/松竹/吉田喜重監督
出演/岡田茉莉子、長門裕之、日高澄子、宇野重吉、小夜福子、中村雅子、殿山泰司、東野英治郎ほか
物語。昭和20年の夏、岡山の秋津温泉に結核で胸を病んだ青年河本周作(長門裕之)がやってくる。周作は人生に絶望していたが、旅館の娘・新子(岡田茉莉子)に看病され生きる希望を見出す。だが3年後に再び秋津温泉を訪れた周作はすっかり自堕落な男になっていた。それからも数年おきに秋津を訪れる周作と新子の関係が17年も続くが…

岡田茉莉子が映画出演100本記念として自ら企画した作品。
子供の頃に見た記憶では白黒だったのに実はカラーでした。と言うことはうちのテレビが白黒だったわけか。
一言で言うと「雪国」プラス「浮雲」のようなお話で、鄙びた温泉地を舞台に、旅館の娘(後に女将)と数年に1度やって来るだけの男との腐れ縁のような愛憎関係を、美しい四季の風景の中に描いたメロドラマ。監督は2人の関係に戦後日本の変遷を象徴させていたそうですが、そういう面倒くさいことは考えず単純にメロドラマとして楽しんでよろしいでしょう。
ヒロインは身勝手な男を何年も待ち続けた挙句、最期は自ら命を絶ちます。となれば、相手の男はよほど魅力のある二枚目じゃないと説得力が薄い気もしますが、実際は二枚目半の長門裕之が演じています。最初は芥川比呂志がキャスティングされていたのに病気で途中降板したと聞けば尚更ミスキャストのようにも思えますが、かと言って芥川が適役だったかどうか。20歳そこそこから始まる役柄なんだから、当時40を超えていた芥川さんでは無理があるし、岡田茉莉子とも年齢差があり杉。舞台劇じゃないんだから見た目のリアリティも大事。所詮男は引き立て役なんだしダメ男っぷりが板に付いていた長門さんで良かったでしょう。
akitsuonsen0101.jpg
akitsuonsen0102.jpg


関連タグ: 松竹

FC2Ad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。