道場破り

1964年/松竹/内川清一郎監督
出演/長門勇、岩下志麻、丹波哲郎、倍賞千恵子、宮口精二、殿山泰司、富田仲次郎、青木義朗、他
物語。三沢伊兵衛(長門勇)は主君の妾にされるのを嫌った家老の娘・妙(岩下志麻)を奪って駆け落ち。以来妙を連れて浪々の身の伊兵衛は、賭け試合や道場破りで稼いでいた。 たまたま伊兵衛の剣の腕と人物を見込んだ旗本の小室帯刀(宮口精二)に仕官を進められるが、一方で藩の追っ手が迫っていた…。

原作は山本周五郎の「雨あがる」。つまり、後に黒澤明の遺稿脚本で映画化された「雨あがる」(2000年)と同じ。しかしテイストは全然違います。タイトル通りこちらは道場破りで旅費を稼ぐ三沢伊兵衛の剣豪振りが主眼の娯楽映画。丹波哲郎演じるオリジナルキャラクターの、伊兵衛を狙う刺客の浪人も活躍します。その分、「雨あがる」にあったような人情時代劇の味は希薄。中でも一番違うのは三沢夫婦のあり方で、「雨あがる」ではお人よしが災いして仕官できなくとも、その夫を良しとしている妻と幸せな関係にあるのに対して、この作品では追われる身の二人に安穏な時がないし、夫婦の関係も何となくぎこちない感じですっきりしない。要するに最後まで「雨あがらず」。
倍賞千恵子は伊兵衛に助けられる旗本の娘役。岩下志麻と同じフレームに映っている共演シーンはなし。
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