白蛇抄

1983年/東映/伊藤俊也監督
出演/小柳ルミ子、杉本哲太、仙道敦子、夏木勲(夏八木勲)、宮口精二、北林谷栄、若山富三郎 ほか
物語。身寄りのない中学生の鵜藤まつの(仙道敦子)は遠縁の石立うた(小柳ルミ子)を頼り山寺で暮らすことになった。うたは3年前滝壷で身投げを図ろうとしたところを住職(若山富三郎)に助けられ内縁の妻となり、その後病に伏せる住職の面倒を見ながら暮らしている。住職には昌夫(杉本哲太)という高校生の息子がいる。昌夫は毎晩のように住職とうたの情事を盗み見していた…。

原作は水上勉の純文学ですが、文芸映画と言う名目で女優を脱がせてそのヌードを売り物にするのが当時の手法で、この映画もまだ清純派だった小柳ルミ子の激しい情事シーンが盛んに宣伝されていた記憶があります。
内容自体は若狭の寒村を舞台に不幸な運命を背負った女と少年僧との結ばれぬ愛を描いた結構暗い悲しいお話で、オーソドックスに一応芸術的に撮られています。なのに見終わっても何にも心に残らない、と言う薄っぺらい作品です。ルミ子は演技上手だし他の出演者も達者な顔ぶれだし、撮影の森田富士郎も綺麗な画を撮っているんですけどね。にもかかわらずこれほど出来が悪いと言うことは、結局単にルミ子のエロを撮りたかったのが目的なので、それ以外のことは全て押し流されてしまったからだとしか言いようがありません。若富の扮するエロジジイを始め、息子の杉本、刑事の夏八木勲、とにかく主要男性登場人物は物語の始めから終わりまでルミ子のカラダのことしか考えていないという、しょーもない連中ばかり出てきます。
かと言ってルミ子がそれほどエロかったかと言えばそうでもなく、私が見たのは公開の1、2年後にテレビでしたが(しかもゴールデンタイムだったと思う)、ルミ子は当時30そこそこにしてはなんだかオバサンに見えましたね。それは自分が若かったせいかと思いましたが、今見てもやはりちょっとオバサン^^;見所はむしろ仙道敦子です。
「セーラー服反逆同盟」に出演した当時17歳だった仙道敦子さんは、それより3年早い14歳の時の作品。10代で3年違うとさすがにまだ顔立ちが子供っぽくてあどけないです。「反逆同盟」ではスカートめくりのシーンで一人だけパンツを見せてくれなかった仙道さんですが、この映画ではパンツを露にするばかりか、若富に襲われ太ももをベロベロと舐められたり、ノーブラのTシャツ姿で透け乳まで見せたり、若くして女優魂を見せてくれました。結婚などせずに芸能界を続けていたら今頃は大女優になっていてこの映画もお宝になっていたんでしょうね。
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