吸血髑髏船

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1968年/松竹/松野宏軌監督
出演/松岡きっこ、入川保則、岡田真澄、金子信雄、小池朝雄、内田朝雄、山本紀彦、谷口香、柳川慶子 西村晃 ほか
物語。金塊を積んだ竜王丸が5人の悪漢に襲われ新婚の船医の西里(西村晃)と妻の依子(松岡きっこ)を含む乗組員全員が皆殺しにあう。 3年後、依子の双子の妹冴子(松岡二役)は神父の明石(岡田真澄)に引き取られ望月(入川保則)と言う恋人もでき暮らしていた。ある日冴子は海で漂流する竜王丸の中で姉の亡霊に遭遇する。姉に憑依された冴子は5人への復讐を開始する…

「吸血鬼ゴケミドロ」に続く松竹の特撮ホラー第二弾。
ストーリー前半までは姉に憑依された冴子による復讐談。5人の悪漢のうち海外に逃亡したボスを除く内田朝雄、山本紀彦、小池朝雄が次々殺される。しかし残りが金子信雄1人になったところで教会に連れ戻された冴子は神父の岡田真澄に殺されてしまう。実は神父の正体がボスだったのだ!
とここまでは陳腐ではあれ一応筋が通っていて、追い詰められていく金子、小池、内田らの個性的な演技は楽しめるし岡田真澄の正体も意外。
ところが後半で怪奇色が強くなると一気に支離滅裂に。殺されたはず西村晃が何故か竜王丸の船内で生きていて、気が狂った彼は依子の遺体を蘇らせようとしているばかりか、神父に殺された冴子までいつのまにか生き返っている有様。脚本がおかしいのか編集でおかしくなったのか辻褄の合わぬことだらけだし、そもそもどこが「吸血」なんだかもよくわかりません。
尤もそのあたりをあまり真面目に考えてもしょうがないので、この映画の楽しみ方としてはエキゾチックな松岡きっこの美しさとかスキンヘッドで顔半分焼け爛れた岡田真澄のメイクとか気が狂った西村晃の怪演とかの方に専ら目を向けるべきでしょう。モノクロで撮ったのは特撮の安っぽさを誤魔化すためでしょうが、それが却って雰囲気の上で成功しています。
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