紅い花

1976年4月3日放送/NHK/佐々木昭一郎演出
出演/草野大悟、沢井桃子、宝生あや子、渡部克浩、嵐寛寿郎、広瀬昌助、長澄修、清水紘治、藤原釜足 ほか

幼い頃に見て感動したドラマって、もう一度見たいと思う反面、今見たら当時の感動が薄れてしまう恐れもあります。
このドラマは1976年にNHKの「土曜ドラマ」で「劇画シリーズ」と銘打って放送された作品のひとつで、つげ義春の短編漫画「紅い花」「ねじ式」「沼」「もっきり屋の少女」「古本と少女」などを複合して脚色しています。
物語は「私」(草野大悟)のモノローグで、東京大空襲で行方不明になった妹への追想から、おかっぱ頭の少女(沢井桃子)を主人公にしたエピソードがオムニバスで幻想的に繋がって行きます。
ちなみにこの直前のシリーズは山田太一シリーズ「男たちの旅路」(第1部)でした。
当時子供でしたが、どちらもよく分らないながら強い印象を受けました。
特に「男たちの旅路」は後年見てもやはり感動しました。と言うよりメッセージ性の強いドラマなので、逆に大人になったからこそよく分って改めて感動した部分もありました。
でもこの作品は…動画サイトで久し振りに見たのですが、うーん、こんな話だったかなあ…と、やや拍子抜け。内容自体はおぼろげながら頭に残っていたのと同じでしたけどね。ただこういう詩情的な作品は、子供の時の新鮮な感性と今とじゃ受け止め方が違ってしまいますね。セットも安っぽいし、おかっぱ頭の女の子も16、7かと思っていたら結構トシ行っていて役に少し無理があるし。
演出が後に「四季・ユートピアノ」や「川の流れはバイオリンの音」などのドキュメンタリー風ドラマを制作したのと同じ人と言うのは、ああなるほどと言う感じですが、脚本が「国盗り物語」や「花神」の大野靖子だったとは意外です。
スポンサーサイト

にほんブログ村

にほんブログ村

関連タグ:
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
管理人のサイト
土曜日の美女たち
管理者用
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR