大映俳優列伝(6)成田純一郎

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主演を務めたこともありながら短期間で姿を消したのが成田純一郎だ。
1936年(昭和11年)生まれ。1956年、日活の第3期ニューフェイスに合格し本名の加藤博司でデビュー。同期には小林旭や二谷英明がいた。「幕末太陽伝」「嵐を呼ぶ男」(1957年)などに出演した後で日活を離れ、1958年からNHK専属となり1960年4月に始まった連続時代劇「月下の美剣士」では主役を演じている。ところが当時のNHK会長が「暴力番組」を追放すると言い出してチャンバラ時代劇が一掃されたため1クールで打ち切りになってしまった。
ちょうどその頃、若手スターを求めていた大映京都にスカウトされ入社し芸名を成田純一郎に改める。添え物の中編ながら1961年5月公開の「美少年変化」を皮切りに1年間で7本もの主演作が作られ、期待されていたようだ。もっともそれに応えられなかったのか、その後は助演に回るが、たいていはいいポジションで出演している。二枚目だが頼りのない、ヘタレな色男が定番だった。64年からは悪役も多くなり眠狂四郎シリーズにも「勝負」「円月斬り」に敵役で連続出演している。
ところが1964年10月、何故か芸名を加藤博司に戻し「これからのセックス 三つの性」と言う現代劇のオムニバス物に主演の一人として出演。しかもそれを最後に退社してしまった。と言って他社に移籍したわけでもテレビに転じたわけでもなく、まだ28歳と若かったのに芸能界から消えてしまったのだ。その後の消息も不明のままである。
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後ろは細谷新吾(現・日高晤郎)
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