大映俳優列伝(20)明星雅子

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宝塚から映画界入りした女優は多いが、大成できずに去った者も多い。明星雅子もその一人である。
兵庫県神戸市生まれ。1959年(昭和34年)に宝塚音楽学校入学。同期には鳩山由紀夫夫人の鳩山幸がいた。1961年に卒業し宝塚歌劇団入団。宝塚時代の芸名は明星瑠美(みょうじょう・るみ)だった。
1964年に宝塚を退団して大映に入社。デビュー作は『性生活の知恵』で知られる謝国権の原作による「これからのセックス 三つの性」(1964年10月、大映京都)と言うオムニバス物に脇役で出演している。ちなみにこの映画はあの加藤博司こと成田純一郎の最後の出演作だったが、加藤は第1話、明星雅子は第2話への出演なので直接の共演はない。
以後3年間で20本余り出演しているが全て脇役であり、折角宝塚から引き抜いた割りにはあまりチャンスに恵まれていない印象である。「眠狂四郎魔性剣」(1965年)ではセミヌードのきわどいシーンもある。京都と東京、時代劇と現代劇を行ったり来たりしながら、清純派の一方で「私は負けない」(1966年、57年の「青空娘」のリメイク物)ではいじめ役に起用されたりと、使われ方にも一貫性がない。
そこで見切りをつけたのか1967年の「勝負犬」を最後に大映を去っている。テレビに転じて68年から72年にかけて「特別機動捜査隊」(NET)「三匹の侍」(フジテレビ)などにゲスト出演している。映画には1969年と70年にそれぞれ1本ずつ日活作品に出演しているが端役である。最後の出演は72年5月13日放送の「大江戸捜査網II」第8話(東京12チャンネル)だった。

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